インターフェロン療法と抗ウィルス剤について




C型慢性肝炎、B型慢性肝炎という病気は、自覚症状がほとんどないことに加え、知らずに放っておくと肝癌を発病する危険性をもつ病気です。だからこそ、感染が分かった段階で適切な治療を受けることが大切であると考えます。

現在、C型肝炎に対してはインターフェロン療法を始め、病気の進行を食い止める治療法が驚くほどの速さで進歩しています。

インターフェロン療法で完治する割合は、「治りにくいグループ1ウイルスタイプ」の方でも60%、「治りやすいグループ2ウイルスタイプ」の方では、90%と非常に高まってきています。

インターフェロン療法の基本は、『ペグインターフェロンとリバビリンの併用』による週1回の外来治療です。初回投与から入院することなく外来で始められるため、生活習慣を変えることなく治療を始めることができます。副作用もさほど問題になりません。 当院では血液検査や腹部エコー検査で肝臓の状態を把握し、状態に合わせて治療を選択しています。

33年間の臨床経験を基に、最新の知識を取り入れることで当院の完治率が随分上がっております。もし、完治しなかったケースでも慢性肝炎の進行を遅らせたり、あるいは発癌リスクを軽減することができています。

治療に当たっては、十分なコミュニケーションをはかり、患者さんの体力やライフスタイル、ご本人の希望を伺いながら「オーダーメイドの治療」を提案することを大切にし、副作用を最小限にするよう努めています。

またB型肝炎に対しても、新しい抗ウイルス剤(核酸アナログ製剤)が登場して、大いに期待されています。C型慢性肝炎もB型慢性肝炎もすでに怖い病気ではないのです。

なお、厚生労働省と都道府県では、平成22年度からインターフェロン療法や核酸アナログ製剤に対する医療費の助成を開始しており、費用の面でも治療を始めやすい環境になってきました。

      ご心配な方は、一度ご相談ください。




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